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日本酒の生酒の燗について(その4)

(続き4)

燗をして飛ばす。

まあ、昔ながらの製造設備で手造りで醸された硬くしっかりとした酒質の搾りたてのお酒は、酵母臭やぬか臭が残っている場合があります。

いや、今ではほとんどお目にかからないので「ありました。」と言った方がいいのかもしれません。

麹花(こうじばな)とか呼んでいましたね。

それでもまあ今でも時々あるのですが、冷蔵保管されていた「しぼりたて生酒」の一升瓶を夏場に封を開けると、あらら、先程の「酵母臭なのかぬか臭なのか」がするではありませんか。

蒸気成分として瓶の中で溜まっていたものが「抜栓」をしたことで外気に触れ、それで一気に出てきたのでしょうか。

こういうお酒に出会ったら、まあそれらの匂いが抜けるまで、数時間はかかります。(ちなみに、酵母臭の方はすぐに消えていくのですが・・)

そこで、そんなには待てないよ。

という場合に「燗」をしてこの匂いを飛ばします。

ちなみに「一度火入れ」のお酒でも同じようなことが起きます。

昔は「初夏」の頃の酒にはこうしたことが多くあったようです。

まあこれは、「燗」の効用の一つであり「燗」を行う原点の一つだと思います。

なので、昨今いわれる「生酒の燗」に繋がることだと思います。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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