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日本酒の辛口と甘口(その5)

(続き)

「苦い」あるいは「渋い」という味の感覚。

これがあって、「いいねえこの味」となる飲み物や食べ物もかなり趣味性の強いものになりますね。

珈琲とかでしょうか。

その昔、「にがみばしった大人の味」なんてキャッチコピーもありましたね。

しかしながら、日本酒の場合には「五味の調和」というものの上記の珈琲の例はあまり参考にはなりません。

何故かと言いますと、この「苦い」とか「渋い」という味の感覚のままの状態を決して美味しいとは感じないからです。

通常は、まだ「苦味」が消えないね。

とか、あるいは「渋味」がいい感じで出ているけれどこれが感じなくなる頃がいい味わいになっているだろうなあ〜。

半年は寝かせないと無理かなあ〜。

というようなやりとりになります。

じゃあ、初めから「苦い」とか「渋い」と感じない状態の酒がいい酒じゃないの?

となる訳ですが、これがですね。

そうじゃないんですよ。

これが日本酒の面白いところ。

そして「辛口」という表現に込められた意味。

いやあ〜、面白いですねえ。

だって、辛いとだけ感じたら普通は美味しいとはなりませんよ。

様々な要素が補完してくれるからこそ、辛いという感じが美味しい感じると言える訳ですから。

カレーライスの謳い文句と同じって・・。

「そりゃあ、ちょっと違うでしょ。」って突っ込みが入りそうですが・・。

 

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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