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酒屋を商っていく上での想い(その6)

(続き6)

最後になりますが、

どんな商品を扱ったとしても、その商品の価値をどう見極めるのか。

それが本来のプロの仕事。

 

お酒は嗜好品だから。

店主がこれが美味しいですよと言っても、「いやあ、ちょっと違うかなあ」と言われたらどうしようもない。

 

この矛盾をどうすれば解決できるのか。

 

しかしながら、そうであってもやはり自らが「良し」とする商品を案内しなければならないと思います。

 

素直

 

やはり最後は、この言葉に尽きるようにも思います。

どんなにマニアックなものでも、あるいは個性的なものでも、そのチェックは難しいけれども、でも「素直」に見て行けば出来るのではないかと思います。

これはね。

つまり、特徴的なものをあえて良しとするような、そういうのがプロなんだという捉え方に疑問を持っているからなのです。

価格に見合った美味しさのチェック。

その酒を美味しく飲むちょっとした提案。

 

旨い酒を旨く飲む

 

そんな飲酒ライフのお手伝いが出来てこそ。

それが「酒屋商い」の価値なのだと思います。

 

長々とありがとうございました。

皆様、今後共よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(その5)

(続き5)

その昔。

特にワインにおいて、コストパフォーマンスという言葉がよく使われました。

特に赤ワインにおいては、そりゃあよく言われました。

あなた、この赤ワインを飲んでみて一体いくら位のワインだと思いますか?

「う〜む、そうだなあ、何だか高そうな味がするから、え〜い、3,000円から3,500円ってとこかな」

なんてやり取りがありました。

すると、輸入会社の営業さんがニタっと笑って、実は1,800円なんですよ。

すごいでしょ、このワイン。

 

日本酒においてもそれに類似したことがありました。

これね、特別純米酒なんですが、純米吟醸と見分けが付かないでしょ。

価格的に言って、すごくないですか?

 

これ、合ってる話のように見えますが、全くの間違いだと思います。

 

ちなみに「3,500円かな」ってこちらが言うのは、判っていてだまされて上げて言っているのです。

それはもう見抜かれています。

日本酒においてもそうですが、純米酒とはどういう酒として捉えているのか。

そこに概念がなければ、美味しさの基準など存在しないことになります。

吟醸酒は吟醸酒、純米酒は純米酒なのです。

 

ちなみに、吟醸酒らしさが垣間見える純米酒って有りですよ。

でもそれも、あくまでも純米酒としての美味しさなのです。

 

1,800円の赤ワインは、その価格としての美味しさが表現されていてこそ正しいのです。

私は、そういう商品としての概念がきちんとしたお酒をご案内したいのです。

そこの部分を文章でお伝えするのは本当に難しいのですが・・・

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(補足3)

(補足3)私の勝手な基準について

 

私の趣味嗜好に合ったもの。

それを選んで・・・

これはダメでしょ。

 

もちろん、そうではありません。

確かな品質。

原料の米やブドウはどうなのか。

造り手の技量はどうなのか。

そうして出来てきた酒が美味しいのかどうか。

 

その美味しさの基準が、その判断が難しい。

個人の嗜好はそれぞれだから。

でもね、それを言えば堂々巡りの文章になってしまいます。

 

特に最近の日本酒は、それはもう千差万別。

本当に色々な日本酒が売られています。

 

それぞれの良さをお伝えするのが私の役目です。

それが「酒屋のプロ」でしょ。

 

補足にならなかった文章かもしれませんが、想いはそこにあります。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(その4)

(続き4)

酒屋を商って行く以上、美味しい商品を選んでご紹介したい。

よく言われるのが、嗜好品なんだから、あなたの好みや趣味で選んじゃあダメだよ。

道楽で商売をするのなら良いけれどね。
って。

しかし、消費者の側に立って考えてみるとですよ。

特に、美味しいワインってどう選べばいいの?

そりゃあ、プロに聞くのが一番でしょ。

ってなりませんか。

 

ハイ、私はそのプロなのです。

だから、私は私のメガネに適った商品をご紹介したいと思います。

 

そこで問題になるのが、じゃあ、どういう基準で選んでいるの?

ということになります。

私の勝手な基準なのでしょうか。

そう思われてしまうのは、いささか心外なのですが、でもここをお伝えすることは本当に難しいです。

答えがないのです。

でも、それをやらなければ、一体「酒屋のプロ」って何?

となってしまいます。

矛盾したことを書いているつもりはありません.

 

美味しい日本酒、美味しい焼酎、美味しいワイン。

プロの酒屋として、「私の勝手な基準?」で、皆様に「良い商品を選んでいるねえ。」と認めて頂ける商品をご案内していきたいと思います。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様に筍を貰いました。

 春ですねえ。

 竹藪を所有しておられるお客様のところへ配達に行ったところ、今日掘ったばかりだけれど、よかっったら

 どうぞ、とおっしゃっていただき、筍をいただきました。

 

 こうして、旬のものを頂ける喜び。

 何とも言えませんね。

 今はどんどん他人との付き合いも薄れ、こういう触れ合いも少なくなってきたように思いますが、

 長年に渡りお取引を頂けるお客様というのは有り難いものだなあ〜としみじみと思います。

 ちなみに大きさは30センチくらいあります。

 大きいので、採れたての柔らかい内に調理したいと思います。

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

招徳酒造さんから3種類の日本酒新製品が企画されています。

令和元年に招徳酒造さんから新しいシリーズがリリースされます。

ちなみに何とまだネーミングが決まっていません。

そして、まだ「生酒」の状態です。

(1)五百万石を使用したもの

(2)愛山を使用したもの

(3)祝を使用したもの

の3種類です。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(その3)

(続き3)

ワイン談義ってあまりしたくないなあ〜。
それはですね、そのワインの美味しさを一緒に共有できるような会話になれば、そりゃあ嬉しいし良いですけど、多くの場合がなぜか意見が対立したりしてしまうからなのです。
私はこう思うけれど、いや私は違うと思う。
なんてね、そういうのっていやですよ。

 

仕方ないよ、人それぞれの味覚が違うから、そういうことも起きるんだよ。
って言われます。

でも私どもが、仕入れに関して、これが良いのではないかと思って仕入れたワイン。
そのワインの良さはお伝えしなければ、仕事をしたことになりません。

 

手当たり次第に仕入れて、適当にコメントを書いて、後はお客様の判断ですからって出来るのなら、「酒屋」の姿勢としては如何なのってことになりますからねえ。

なので、酒屋としての想いとして「美味しいワイン」を見極める一つの捉え方。

それが、「素直」な美味しさなのです。

 

ちなみに、素直な味って言うと、それって分かりやすい味ってことでしょ。

だとすると、凡庸なというか、ありきたりの味のものってことにならないの?

 

でもですね、いわゆる「複雑味」あるいは「個性的」という言葉は、使いようによってはとても勝手な解釈が成りたってしまうことがあります。

かなりの個性的なものであっても、それでもその美味しさが共有できるようなワイン談義なら、そりゃあ喜んでしますよ。

それって、お互いが「素直」でしょ。

だから、複雑かつ個性の強いものであっても、素直にその違いが理解できる。

そういう意味も含めて「素直」がキーワードなのです。

 

(ワイン編終わり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本酒の生酒の燗について

数年前から、日本酒の生酒を「燗」にして飲むというちょっとマニアックなやり方をして楽しんでおられるという話があります。

もうすでに、当然の如くそれを行っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

昔々は、「生酒」を燗にして飲むということは普通は「してはダメですよ。」と言われていました。

それが、ここにきてマニアックでは無くなろうかとしています。

どうして、生酒を燗にしてはダメですよと言われていたのか。

それをあえて「燗」にするのは何故するのか?

少し見ていくことにしたいと思います。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(補足2)

(補足2)

酸味が苦手という方っていらっしゃいますよね。

日本酒でも、ワインでも。

酸がないと、味に締まりが無くなって「ぼよ〜ん」とした感じになってしまいます。

しかし、それが多すぎれば今度は美味しさを阻害します。

美味しさはやはりバランスが大切ってことなのでしょう。

嗜好品としてのコーヒーの味でもそうですが、酸味がある味を売りにしているタイプもあります。

消費者の中には、こういう酸を売りにした味を苦手とされる方がおられます。

但し、この酸ですが、その感じる味もかなり色々と違ったりします。

ごつくて飲みにくく感じたり、あれれ、酸が多そうなのだけれど、それ自体が美味しく感じたり・・

あれれ・・

補足として書きましたけれど、こういう話もまあワイン談義の一つなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒屋を商っていく上での想い(補足1)

(補足1)

いえね、そのワインの味自体は、そりゃあ一応は分かりますよ。

甘いか、辛いか、酸っぱいかってね。

コクがあるか、軽いタイプかとかね。

白だろうと、赤だろうとですね。

ところが、仮にですね。

酸があって「酸っぱい」と感じたとします。

これ、普通の味覚からしたら、まあ良くない味だと思いますよね。

でもそれもそのワインの特徴なのだと認識して、上手く表現することの方がワイン通なのだといわんばかりの雰囲気なのですよ。

昔々、世の中のワインに携わっている方たちはですね。

一応「酸っぱい」と感じた味は、多くの場合、ワインが変質している可能性の方が高いのです。

「酸味」を感じたとしても、いい感じに味わいに寄与していたなら、それが良いに決まっています。

そのワインの全体のバランスを崩すように感じる「酸味」の出方なら、それは良いワインではないということになります。

なので、それを上手く表現するより、バランスの悪さが微妙なことを言っても差し支えないと思うのです。

 

但し、上級編のチェックとしては、そういうワインに関して、そのワインの特徴として美味しいと感じるものもあれば、やはりバランスがちょっと気になるなあ〜と感じるものもあるということになるので、見極めが難しいとも言えるのです。

ああ、こういうことを書くと、ワインがまたまた難しい飲み物になってしまいますね。

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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